日常に必要な買い物をしていると
時々、幼少期を思い出します。
八百屋さんには
かごに入った野菜が並べられていて
保存袋には入っていなかったこと。
「これちょうだい」というと
八百屋のおじさんが
「あいよーこれね!」と
新聞紙でくるんでくれて
ザルにお金を入れて
おつりを渡してくれる。
母親は受け取って
持ってきた買い物かごにしまう。
顔をお互いに覚えて
会話が生まれて
「また来るね」
「あいよー待ってるよ」
と楽しく買い物ができていました。
なんだか懐かしい。
今はビニールの中に入ったものを
カゴに入れて
レジに並ぶ・・・
気付けば溜息をついている自分がいます。
なんだか空しい。
なんだか飼われているような
隷属的な世界にいる感覚で
物に溢れた中で
「こんなにモノっている?」と
自分に問いかけてしまうのです。
私利私欲に駆られて
物質的な世界を
優先している状態には限界があります。
潜在的にそれを私達は
感じているのです。
今、程良さを超えて
過剰な状態を体感しています。
土地があれば
30坪の新築住宅や
大型マンションが
すぐに立ち並び
密集させ
緑が失われていく。
海はマイクロプラスティックだらけだし
口にするマスクやペットボトルからも
マイクロプラスティックを摂取する始末。
デザインがおしゃれでも
直ぐに壊れてしまう
消耗するだけの
素材が薄っぺらいものが
巷には溢れています。
本当にこのままで
豊かといえるのでしょうか。
いい加減、飽き飽きです。
心はどんどん蝕まれています。
本当に心身や地球にやさしいものは
歓びに溢れていますし
長持ちします。
日本はモノづくりの国。
環境に優しい素材で
長持ちする質の良いものを
生み出してきました。
優れた文化を持っています。
循環と調和を生み出し
本当の豊かさを感じさせてくれます。
オーガニックショップなどで
売っている商品。
よくよく商品詳細を見て見ると
使用されている原材料の中には
海外では禁止されている成分が
「こんなにも入っているの????」と
驚かされるものが殆どです。
結局、無智では
いられないということに尽きるのです。
「あぁ、俗世間を離れたい・・・」
何度思ったことか。
あなたも少なからず
同じことを
感じてきたのではないでしょうか。
今年2025年。
私達の意識の転換点を迎えます。
この物質社会を突き進むのであれば
それなりの出来事が起こります。
宇宙意識と地球意識と繋がって
母なる地球に感謝を持って
循環と調和を重んじて
生きるのであれば
あらたな地球時代へと
スムーズに移行する方向へ。
とはいえ
もう時間はなく
前のブログでもお伝えしましたが
破壊の世界線を私達の集合意識は選択し
そのプロセスを歩んでいます。
ギリギリでも
日本人が目覚めて
そのパーセンテージが上がればと
願うばかりです。
望まない現状を
望まない未来を
変えることが可能にするのは
私達ひとりひとりの意識です。
さいがい ⇒ さいわい
ひと文字違いで意味が逆になります。
我欲に奔れば崩壊へ
和を重んじれば本当の豊かさへ
どちらを選びますか?
どちらのプロセスを通るにしても
世の中は善き方向を辿りますが
険しい道となるのか
スムーズな道を選ぶのか
その後のプロセスは異なります。
誰にでもある「恐れ」の意識。
それはカラダを持っている以上
感じるものでもあります。
しかし
恐れの思考から生み出されたものは
実を結びません。
それは依存心を生み
自分の軸が無い生き方となるからです。
自分はどうありたいのか
どういう世界を望むのか
自分の意志がとても重要なのです。
だからこそ
こうして私は伝え続けているのです。
祈るように。
「世界線は私達の意志で変えていくことができる」
私達の意識と意志と行動が
どの世界の扉を開くのか決まるのです。
あなたは何のために
今、この地球にいるのですか?
その答えは
あなたの内側にあります。
本気で思うのであれば
思い出すでしょう。
想像してみてください。
あなた自身が心から笑って
生きていることを幸せだと
感じられている世界を。
大切な人が笑っている姿を。
その先は
どのように進んでいますか?
そうやって
イメージできることは
実現できることだと知ってください。
その未来像を実現するために
今、できることはなんでしょうか?
望まないことに対して
望んでいないと
意思を示すことなのではないでしょうか。
私は宇宙と地球の意志を尊重して
調和する光の世界を望み歩みます。